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【速報】 ARCHWAY 妊娠確定しました! [ブルマスティフ 子犬 ブリーダー HP情報]

2011年6月28日(月) 晴れ

空を掻き回した様な雲がやけに芸術的な今日の空です。
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先日の『ブルーベル』の妊娠確定に続き、本日夕方当犬舎所有犬『アーチウェイ』の妊娠が確定致しました。
父犬は、当犬舎所有犬の Willow です。

これが、アーチウェイの腹部エコー写真画像です。
110627_5.jpg

同じ写真ですが・・・
赤い丸印が胎嚢(たいのう)と言って胎児が入っている袋です。
青い丸印の部分が胎児です。
まだいくつか胎嚢が見られましたので、写真の3頭だけでなく5~6頭は生れることでしょう。
(正確な頭数は今日の時点では不明です)
110627_6.jpg
子犬の誕生は7月下旬ですが、ブルーベルより やや遅れての出産予定となります。


屋外の運動場から戻り、一服のブルマスたちです。
犬舎内は、衛生面の都合上で一般には公開致しておりませんが、こんな感じです。
110627_2.jpg
只今、清掃作業中の為に床に多少のゴミが散見されますが、これらを綺麗に掃き掃除して私たちの仕事は終了です。
その前にいつも飲める様に新鮮な水とフードを与えます。
夏は日中はエアコンを作動させていますが、新聞紙を敷きつめてお腹が蒸れない様にしています。

ブルマスの場合は、この檻を産室に使います。
110627_3.jpg

このままの状態では産室として使えませんので出産が近付きましたら、妊娠犬の檻は次の要領で準備します。

まず、檻の中の(黄色い部分は防水コンパネです)壁、床も含めて全体を石鹸でタワシとスポンジで綺麗にくまなく洗います。
次に、流水で石鹸分を完全に流してブロアーを使って全体を乾燥させます。
その後、逆性石鹸(消毒液)で、床、壁を消毒して、エタノールで仕上げの滅菌をします。
もう一度乾燥させてから、新しい未読の新聞紙を敷き、その上に床から5cm~10cmの厚さになるように 新聞を2cm幅程度に割いたものを入れて 布団のように産床を作って完成です。

夜間消灯時でも各檻には個別に電球が付いていますので、必要に応じて人間部屋の居間の窓から檻の中が24時間監視出来る様になっています。

ブルマスの場合は、いつ出産が始まるのか予断を許しません。
体温が下がったから何時間後に陣痛が始まるだろうとか、食欲が無くなるとか、そわそわする等のお産の前兆が通常の犬種では一般に見られますので『そろそろ出産の準備をしよう』と分かりますが、ブルマスは その前兆を呈しないことがあります。
また、夜中に出産という決まりもありません。
真昼間の出産も珍しくありません。
出産の直前でもフードをモリモリいつも通り食べることも普通です(笑)

ですから、出産が近付けばお腹の張り具合などを良く観察して、もう2日位前から何時生れても即座に対応出来るように準備しておきます。
まもなく子犬の誕生だ!と張り切って徹夜で観察していても翌日出産ってこともしょっちゅうですので、出産が始まり、終わるまでは気を抜く事は許されません。

勝手に出産して 臍の緒を母犬が咬み切って 子犬の身体を舐めてケアして 初乳を飲ませて・・・
と 母犬が全て面倒を見てくれる楽な犬種もありますが、ブルマスに限っては 当て嵌まりません。

放っておいたら、ブルマスはアンダーショット(受け口)の咬み合わせの為に羊膜を上手く処理出来ずに子犬を窒息死させたり、母犬が子犬を誤って踏んだり お腹の下で圧死したりという事故が多発してしまいます。

出産が近づいてお腹が張りだしてきましたら、獣医師にレントゲンで子犬の数と、子犬の頭の大きさと母犬の骨盤の広さを計測してもらって自然分娩が出来るかどうか確認し、出来るだけ帝王切開でなく私の介添えで自然に経膣出産をさせます。
私の場合は、微弱陣痛が継続するなどで必要な時は帝王切開手術での出産も迷わず行いますが、できるだけ自然に拘っています。

出産時間が長く、母犬も人間もヘトヘトになる場合もありますが、自然で生れる喜びは格別なのと、初乳の出や母犬の回復が帝王切開に比べてはるかに自然分娩の方が(犬の場合は)早いです。

出産に関しては、人工的に人間の都合で早めたり無駄な麻酔を避けたいのが私の考えです。
子犬を100%優先で生かすのなら帝王切開出産の方が優れている面もあると思いますが、母犬の麻酔がへその緒から子犬に伝わることによる寝たまま生れるスリーピングベイビーの問題もありますし、母犬の手術の為のお腹の中の癒着や麻酔リスクもあります。

そして、どのような場合でも母犬と子犬の2者選択になった場合は、母犬優先を貫くのも私のポリシーです。
(これは、どちらが良い悪いではなく、どんな状況でもその時の気持ちで迷わない様に悔やまない様に『私の原則』としています)

局所麻酔のみで母犬を覚醒させたまま帝王切開で子犬を取り出す術式もありますが、高度な技術がいる為に時として術後の経過が良くなかったり、倫理的な問題も私の中にはあって、私の犬舎では原則行っていません。
止むを得ない帝王切開の場合は、母犬に全身麻酔をかけて母犬の意識を落として安定した状態で子犬を取り出す術式を私は選択しています。


獣医から帰る途中、今夜は立派なイノシシが私の自動車の前を駈けていきました。
ホタルが飛び交い、鹿まで歓迎に出迎えてくれました。
110627_4.jpg
フラッシュが鹿まで届かず、目だけが暗闇に光って写りました。
写真の目の間隔で、かなり鹿に近付いているのがお分かり頂けると思います。


さて、今日の動画ですが今日も MUJI と MACHIKO になりました。
よろしかたら、今日の様子ですので見てください。

■YouTube■
(携帯端末等で視聴出来ない場合は後ほどPCで見てね)
【 MUJI 】


【MACHIKO】



では・・・


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ただいま、当犬舎所有犬、『ブルーベル』×アパッチ と 『アーチウェイ』×ウィロー が妊娠中です。
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