ブルマスティフ 猛暑の中、全頭離乳開始です。 [ブルマスティフ 子犬 ブリーダー ＨＰ情報]
２０１１年８月１０日（水） 晴れ
猛烈に暑い一日になりました。
日中は、外に出られません。
ひたすら子犬たちの状態に目を配っています。
今日から、子犬たち１５頭全員離乳です。
『アーチウェイ』の子犬たちも生後１７日目に入って、自ら牛肉に食らいつくようになりましたので自然な離乳時期と判断しました。
貧乏ブリーダーとしては、子犬部屋にエアコンが無いので、蓄冷材を床に半分敷いて子犬たちの涼を取っています。
窓は全開で工場用の扇風機をフル回転させていますが、日中の気温計は３４℃にまで上がっています。
エアコン導入も考えたのですが、出来れば自然の空気で育てようと頑張っていますが これでは子犬たちの脱水や熱中症が心配で気になって仕方がないので 私が一歩も外出出来ません。
来年も このような猛暑が続くようでしたら、私の外出の時用にエアコンを１台入れなければなりませんね。
『もう、ダメ・・・』
子犬たち１５頭の日中の様子です。
取り敢えず、全員同じひとつの育児箱に入れて、写真の左半分に蓄冷材を敷き詰めて暑ければ蓄冷材の上に、涼しくなったら右の新聞を裂いたシーツの上に自分達で移動しています。
ほとんど、左半分の場所で過ごしています（笑）
私はと言えば、横にパイプ椅子を置いてハァハァしている子犬を見つけては薄めた温いミルクで舌を潤して、霧吹きで子犬の毛の表面に水を吹き掛けて軽く水滴を付けて扇風機による気過熱で体温が上がらない様に調整をずっとしています。
『え～～～いっ！エアコン買おう！』と喉まで出そうになるのを堪えて、自分は額の汗を拭いながら子犬たちの監視をしています。
エアコンを入れて快適な室温にしてしまえば気が楽なのは百も承知していますが、子犬たちの成長に対してあまり過保護にするのもどうかと思い、取り敢えずこのままの方法で行こうと考えています。
と偉そうな事を言いながら、明日には家電量販店に汗だくで掛け込んでいるかも知れないのが私の悲しい根性の無さです（笑）
子犬の離乳食は１日４回＋哺乳（適宜）ですが、子犬のフードです。
離乳の初期段階ですので、いたって簡単な内容です。
牛肉の切り落としを細かく切って、ミルク漬けにしたものです。
この時点では、ドッグフードは使いません。
まずは、牛肉とミルクだけ。
問題が無ければ、炭水化物として７分突きの軟らかくお粥状にした玄米ご飯を加えます。
そして、卵黄や無塩チーズ、野菜類などを適当な時期に増やしていきます。
このような順を踏みながら、最後はドッグフードにも慣れないとオーナー様が愛育して行くのに困りますし、私たちも一緒に出掛ける時にドッグフードを食べてくれると便利なので、ドッグフードも食べられる様にして行きます。
成犬では、ドッグフードをベースにして、適当なスーパーで見つけた安売り肉を放り込んだり、鶏ガラやスープを加えて与えています。
地元の松阪牛の肥育の為の食事（藁など）代は、１日４５０円程度と言われていますので、ブルマスの場合は同等程度の食費になります。
もちろん、ブルマスは松阪牛とは比較にならないほど筋張って不味そうで食用にはなりません（笑）
ギコチナイものの自分でパピー用の食器に首を突っ込んでフードを食べる子犬。
すぐに上手に食べられる様になりますが・・・サンタクロースの白いお髭が付いてます。
ちょっと前まではこんなのだったのに・・・
（７月２１日撮影）
比べてみると、本当にあっと言う間に大きくなりました。
ブルマスティフの家庭犬としての子犬の価格ですが・・・
この血統と犬質でこれだけの手間暇と愛情を掛けて育てていますので、サラリーマンの男性の全国平均の１ヶ月分程度の金額が子犬の価格と思ってください。
これで高いぞ！と言われれば『残念ですが他犬舎様で購入してください』と言わざるを得ません。
子供のおこづかいの金額では残念ながらブルマスは買えません。
格好良いブルマスに成長するであろうから、楽しみと二人連れで 連続の徹夜でも張り切って出来る仕事で、手っ取り早く商売しようと考えるなら ここまでの手間暇などバカバカしくてやってられません。（少なくとも私は嫌ですね）
私たちはペットショップではありませんので、子犬の月齢が上がるに連れて価格が安くなると言う事はありません。むしろ値段は上がります。良い犬は、月齢を重ねるほどに良くなっていきます。本犬の価格が上がるのは自然なことです。
では、何故ペットショップ等の子犬たちは月齢が上がると 例外なくドンドン安くなって売り急ぐのでしょうか？
もう、書くまでもないことで 皆様にはお判り頂けていると思います（苦笑）。
真面目な繁殖家が真面目に手間暇時間愛情かけて大切に育てているのだから キチンとしたプライスタグが付くのは当然だと理解して頂けると嬉しいです。
私は、ステータス性が非常に高いブルマスティフをこの値段で出して良いものか迷っていますが、まずは多くのファンシャーの皆様にブルマスティフの魅力を知って戴きたいと、価格を設定しています。
先々は、子犬のお値段を平均的に犬質に見合うまで上げていきたいと考えています。
物の価格には、原価＋経費の積上算で決定する方法と、まずプライス設定をして その価格で出来るように原価や経費を考える方法の２通りがありますが、私どもの子犬の価格設定はどちらでも無いです。
計算すれば、どちらでもこの価格設定はあり得ないでしょう。
趣味の世界だね、と友人から笑われながらも、インスタントラーメン食べて頑張っております（笑）
私のブログをお読み頂き、読者の皆様が子犬たちを産ませて育てる経費を簡単に計算して頂ければ、ご自分で繁殖をする気には全然なれないと思います（笑）
好きだからやっていけてることをご理解頂き、これからも永きに渡って応援して頂ければ これほどの冥利はありません。
では・・・
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今日も私の身勝手ブログにお付き合い頂き、ありがとうございます。
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クリックして頂いた清き１票は「ブルマスティフ」と「超大型犬」の2つのカテゴリーに分散反映されます。
＊ブルマスティフ『ブルーベル』×アパッチ（♂）と『アーチウェイ』×ウィロー（♂）のＷ出産で 素晴らしい子犬たちが誕生しました。
予約は随時承っております。
当犬舎販売可能犬の詳細、価格などはメールか電話でお尋ねください。
（恐れ入りますが、只今問合せのメールが殺到しています。メールには送信者様のお名前、ご住所、電話番号を必ず記載願います。個人情報は他に出しません。無理に犬を勧める事もしませんので ご協力をお願い致します）
大型犬が初めての方でも安心して愛育出来ますように犬の生涯を通じて必要なフォローをさせて頂きます。
お問い合わせは・・・
ＴＥＬ 090-1298-8181 森下 （電話でのご連絡はこの携帯番号にお願いします）
メール info@bullmastiff.jp
です。
ホームページは こちらをクリックしてください・・・
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猛烈に暑い一日になりました。
日中は、外に出られません。
ひたすら子犬たちの状態に目を配っています。
今日から、子犬たち１５頭全員離乳です。
『アーチウェイ』の子犬たちも生後１７日目に入って、自ら牛肉に食らいつくようになりましたので自然な離乳時期と判断しました。
貧乏ブリーダーとしては、子犬部屋にエアコンが無いので、蓄冷材を床に半分敷いて子犬たちの涼を取っています。
窓は全開で工場用の扇風機をフル回転させていますが、日中の気温計は３４℃にまで上がっています。
エアコン導入も考えたのですが、出来れば自然の空気で育てようと頑張っていますが これでは子犬たちの脱水や熱中症が心配で気になって仕方がないので 私が一歩も外出出来ません。
来年も このような猛暑が続くようでしたら、私の外出の時用にエアコンを１台入れなければなりませんね。
『もう、ダメ・・・』
子犬たち１５頭の日中の様子です。
取り敢えず、全員同じひとつの育児箱に入れて、写真の左半分に蓄冷材を敷き詰めて暑ければ蓄冷材の上に、涼しくなったら右の新聞を裂いたシーツの上に自分達で移動しています。
ほとんど、左半分の場所で過ごしています（笑）
私はと言えば、横にパイプ椅子を置いてハァハァしている子犬を見つけては薄めた温いミルクで舌を潤して、霧吹きで子犬の毛の表面に水を吹き掛けて軽く水滴を付けて扇風機による気過熱で体温が上がらない様に調整をずっとしています。
『え～～～いっ！エアコン買おう！』と喉まで出そうになるのを堪えて、自分は額の汗を拭いながら子犬たちの監視をしています。
エアコンを入れて快適な室温にしてしまえば気が楽なのは百も承知していますが、子犬たちの成長に対してあまり過保護にするのもどうかと思い、取り敢えずこのままの方法で行こうと考えています。
と偉そうな事を言いながら、明日には家電量販店に汗だくで掛け込んでいるかも知れないのが私の悲しい根性の無さです（笑）
子犬の離乳食は１日４回＋哺乳（適宜）ですが、子犬のフードです。
離乳の初期段階ですので、いたって簡単な内容です。
牛肉の切り落としを細かく切って、ミルク漬けにしたものです。
この時点では、ドッグフードは使いません。
まずは、牛肉とミルクだけ。
問題が無ければ、炭水化物として７分突きの軟らかくお粥状にした玄米ご飯を加えます。
そして、卵黄や無塩チーズ、野菜類などを適当な時期に増やしていきます。
このような順を踏みながら、最後はドッグフードにも慣れないとオーナー様が愛育して行くのに困りますし、私たちも一緒に出掛ける時にドッグフードを食べてくれると便利なので、ドッグフードも食べられる様にして行きます。
成犬では、ドッグフードをベースにして、適当なスーパーで見つけた安売り肉を放り込んだり、鶏ガラやスープを加えて与えています。
地元の松阪牛の肥育の為の食事（藁など）代は、１日４５０円程度と言われていますので、ブルマスの場合は同等程度の食費になります。
もちろん、ブルマスは松阪牛とは比較にならないほど筋張って不味そうで食用にはなりません（笑）
ギコチナイものの自分でパピー用の食器に首を突っ込んでフードを食べる子犬。
すぐに上手に食べられる様になりますが・・・サンタクロースの白いお髭が付いてます。
ちょっと前まではこんなのだったのに・・・
（７月２１日撮影）
比べてみると、本当にあっと言う間に大きくなりました。
ブルマスティフの家庭犬としての子犬の価格ですが・・・
この血統と犬質でこれだけの手間暇と愛情を掛けて育てていますので、サラリーマンの男性の全国平均の１ヶ月分程度の金額が子犬の価格と思ってください。
これで高いぞ！と言われれば『残念ですが他犬舎様で購入してください』と言わざるを得ません。
子供のおこづかいの金額では残念ながらブルマスは買えません。
格好良いブルマスに成長するであろうから、楽しみと二人連れで 連続の徹夜でも張り切って出来る仕事で、手っ取り早く商売しようと考えるなら ここまでの手間暇などバカバカしくてやってられません。（少なくとも私は嫌ですね）
私たちはペットショップではありませんので、子犬の月齢が上がるに連れて価格が安くなると言う事はありません。むしろ値段は上がります。良い犬は、月齢を重ねるほどに良くなっていきます。本犬の価格が上がるのは自然なことです。
では、何故ペットショップ等の子犬たちは月齢が上がると 例外なくドンドン安くなって売り急ぐのでしょうか？
もう、書くまでもないことで 皆様にはお判り頂けていると思います（苦笑）。
真面目な繁殖家が真面目に手間暇時間愛情かけて大切に育てているのだから キチンとしたプライスタグが付くのは当然だと理解して頂けると嬉しいです。
私は、ステータス性が非常に高いブルマスティフをこの値段で出して良いものか迷っていますが、まずは多くのファンシャーの皆様にブルマスティフの魅力を知って戴きたいと、価格を設定しています。
先々は、子犬のお値段を平均的に犬質に見合うまで上げていきたいと考えています。
物の価格には、原価＋経費の積上算で決定する方法と、まずプライス設定をして その価格で出来るように原価や経費を考える方法の２通りがありますが、私どもの子犬の価格設定はどちらでも無いです。
計算すれば、どちらでもこの価格設定はあり得ないでしょう。
趣味の世界だね、と友人から笑われながらも、インスタントラーメン食べて頑張っております（笑）
私のブログをお読み頂き、読者の皆様が子犬たちを産ませて育てる経費を簡単に計算して頂ければ、ご自分で繁殖をする気には全然なれないと思います（笑）
好きだからやっていけてることをご理解頂き、これからも永きに渡って応援して頂ければ これほどの冥利はありません。
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