ブルマスティフ 俺流ブリーダー。 [ブルマスティフ 子犬 ブリーダー ＨＰ情報]
2011年１１月１２日（土） 晴れ
犬軍団にとっては、最高の天気です。
薄雲が広がる、ちょっと肌寒いけれど風の無い日。
こんな日は、何を置いても彼らを屋外の空気に当ててあげたいと思います。
昨日までの雨で地面がぬかるんで、泥んこになるのは承知の上で外で遊ばせています。
子犬は泥んこになって遊ぶのも良いものです。
（あとが大変ですが・笑）
オーナー様募集中の女の子犬です。（生後３か月齢）
今日は、プロ野球の日本シリーズ初戦でした。
２対1で中日ドラゴンズが先勝しましたが、明日以降はどうなるでしょうか？
どちらが優勝するにしても大変な死闘を展開することになると思います。
プロ野球ファンの皆様は目を離せないシリーズとなることでしょう。
今年６月３日のsportiva wab の記事に下記の記述がありました。
ドラゴンズのチーム関係者の話として。
「落合監督は今の先発陣が揃って勝ち続けるなんて、間違っても期待はしていない。必ず崩れる時がくる。その時に誰を使うか。すべてを計算しながら秋をにらみ、今日の戦いをしている。うち（中日）にもし強みがあるとすれば、そうした監督のシーズンを通した戦略プランが明確だということかもしれませんね」
行き当たりバッタリの勘ピューターが、冴え渡る動物的直観の秀でた監督が多いスポーツ業界の中で、『俺流』と言われて異端児扱いされることもある落合監督ですが、実は頭の中にはマラソン選手や一流競馬騎手のようにゴールの瞬間だけを見据えて日々の勝負の計算をしていく狡猾さがあったことに異論を挿む人はいないでしょう。
ブリーダーは全ての犬舎が『俺流』です。
子弟制度を取っているような系列犬舎もありますが、それでも独立後はエージェント契約をしていない限りは基本的に犬舎主の考え方で繁殖活動も日常管理も行われます。
コンビニエンスストアのように、どこのお店も同じ店構えで同じ商品配置、トイレの場所も一緒ということは考えられません。
良い犬を作る方程式は、実際の現場ではあるようで無いのが事実です。
もちろん繁殖や遺伝の基本などを勉強するのは当然ですが、知識と実際を混同してはいけません。
実際の獣医学は実戦では参考程度しかなりませんし、遺伝の法則の確率論に至っては何％対何％の割合で遺伝するなどと言うのは参考にもなりません。
例えば子犬で雌雄が生まれる確率は基本的には50：50ですが、６頭生まれた子犬が全部オス（メス）だったなどは日常のことです。
『オスとメスのどちらも生まれる可能性はありますよ』程度に大まかに解釈していないと後のショックが大きいです。
それぞれの経験と勉強、失敗を材料に組み合わせて改良していくしかありません。
チャンピオンどうしのオスメスから生まれた子が優秀な子犬かと言えば、全然関係ないのが実際です。
ですが、片親でもダメな犬から生まれた犬は全てダメです。
ここが、繁殖の難しいところです。
チャンピオン犬は、本犬は確かに素晴らしい犬でしょうが、遺伝力とは関係ありません。
欧米などでも、ショードッグと種牡、台牝は区別しているブリーダーが多いです。
（もちろん、それらが両方の才能があり、同じ場合も多いですが）
どのオス犬とどのメス犬を掛け合わせるかが繁殖家の醍醐味ですが、世の中の一般の方が『犬が結婚しました』等と言う表現を交配に用いているのを見かけますが、私には交配＝結婚なんて甘い考えは全くありません。
自然交配しか嫌だ・・・などとは笑わせるな！ってものです。
犬は掛かるもの・・・ではなく、掛けるもの。
交配は、どちらかと言えば植物の実を付けるための受粉のような感覚で挑まないといけません。
人間の子供を作るのと、犬の子犬を作出するのは基本的な考え方から違って当然です。
そこの点を混同している方が、犬に詳しいとか愛犬家を宣言している方に多いのには驚かされます。
犬種向上を図るのに人間の自由恋愛のようなことを良し、とするなら永久に優秀犬の作出や改良などは絶対に不可能です。
動物の交配と繁殖を ここまで擬人化しているのは犬くらいではないでしょうか？
そんな考えの方こそ、ペットショップで子犬を買い求める事をお勧めします。
血統もラインも繁殖意図も何も考えずにオスメスを交配して子犬を作出したなら、繁殖家でも繁殖屋でも犬屋でもパピーミルでも素人初心者でも犬質はそれほど変わらないでしょう（笑）。
言葉を選ばずに誤解を恐れずに言うなら、ペットショップは『ペット』を販売しているところで、優秀犬を販売している所ではありません。
そしてペットショップはペットを『販売』するところで、ペットは『販売商品』のみの価値しか見ていません。
いつも言いますが、私はペットショップを批判しているのではありません。否定もしていません。
そのような商売も正式に認められているものですから私のような小僧があれこれ言う資格はありません。
現在の私の犬に対する考えと違うというだけのことです。
私は、今の日本の犬の総数は多すぎるのではないか と思っています。
可愛いこの愛犬の子犬を見たいから繁殖するという素人繁殖は絶対に慎まなくてはいけませんね。
失敗の確率は私たちの比ではありません。ほぼ、ほとんどが駄犬のオンパレードでしょう。
その子犬を私たちのような真剣なブリーダーの子犬と同じような感覚で販売しているのですから、ガックリ来ます。
同じ犬種なら皆同じなどという考え方は３０年以上も前の考え方です。
（ブルマスティフに関しましては他の繁殖家がほとんどいないので比較は出来ませんが、他の大型犬では素人繁殖の例は本当に多いです）
松阪牛などの和牛肉と輸入ホルスタインの肉を『同じ牛肉』として有難がっているのと私には全く同じに見えますね。
優秀犬の作出は、常に３代～５代先の未来まで見て、３代～５代前までの本犬と祖先犬の歴史を見て 最高に出来が良い犬が作出できた場合にはどのような姿の犬が出来るだろうか、最悪の場合の覚悟はどこまで必要か、をよく考えて作出していかないといけません。
俺流ブリーダーは、繁殖に関しては なかなかに頑固で辛抱強くなければ勤まりません。
では・・・
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＊ブルマスティフ『ブルーベル』×アパッチ（♂）と『アーチウェイ』×ウィロー（♂）のＷ出産で 素晴らしい子犬たちが誕生しました。
●ブログの写真に写っている子犬たちのオーナー様を募集致してます。
販売可能な子犬とお値段等は、お気軽に末尾の連絡先までお問合せください。
ワクチン２回接種完了していますので、即日お引渡可能です。
犬生体繁殖販売関係者、反社会的団体及び関係者、未成年など私の判断でブルマスのオーナー様にふさわしくない、または飼育は無理と判断したお客様には勝手ながら当犬舎のブルマスはお譲りできません。
また、ネットだけでの通信販売は基本的に行っておりません。
（ご家族の介護等の事情等でどうしても来舎出来ない特別な事情のある方はご相談ください）
当犬舎販売可能犬の詳細、価格などはメールか電話でお尋ねください。
（恐れ入りますが、メールには送信者様のお名前、簡単なご住所、電話番号を必ず記載願います。個人情報は他に出しません。無理に犬を勧める事もしませんので ご協力をお願い致します）
大型犬が初めての方でも安心して愛育出来ますように犬の生涯を通じてフォローをさせて頂きます。
お問い合わせは・・・
ＴＥＬ 090-1298-8181 森下 （電話でのご連絡はこの携帯番号にお願いします）
メール info@bullmastiff.jp
です。
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犬軍団にとっては、最高の天気です。
薄雲が広がる、ちょっと肌寒いけれど風の無い日。
こんな日は、何を置いても彼らを屋外の空気に当ててあげたいと思います。
昨日までの雨で地面がぬかるんで、泥んこになるのは承知の上で外で遊ばせています。
子犬は泥んこになって遊ぶのも良いものです。
（あとが大変ですが・笑）
オーナー様募集中の女の子犬です。（生後３か月齢）
今日は、プロ野球の日本シリーズ初戦でした。
２対1で中日ドラゴンズが先勝しましたが、明日以降はどうなるでしょうか？
どちらが優勝するにしても大変な死闘を展開することになると思います。
プロ野球ファンの皆様は目を離せないシリーズとなることでしょう。
今年６月３日のsportiva wab の記事に下記の記述がありました。
ドラゴンズのチーム関係者の話として。
「落合監督は今の先発陣が揃って勝ち続けるなんて、間違っても期待はしていない。必ず崩れる時がくる。その時に誰を使うか。すべてを計算しながら秋をにらみ、今日の戦いをしている。うち（中日）にもし強みがあるとすれば、そうした監督のシーズンを通した戦略プランが明確だということかもしれませんね」
行き当たりバッタリの勘ピューターが、冴え渡る動物的直観の秀でた監督が多いスポーツ業界の中で、『俺流』と言われて異端児扱いされることもある落合監督ですが、実は頭の中にはマラソン選手や一流競馬騎手のようにゴールの瞬間だけを見据えて日々の勝負の計算をしていく狡猾さがあったことに異論を挿む人はいないでしょう。
ブリーダーは全ての犬舎が『俺流』です。
子弟制度を取っているような系列犬舎もありますが、それでも独立後はエージェント契約をしていない限りは基本的に犬舎主の考え方で繁殖活動も日常管理も行われます。
コンビニエンスストアのように、どこのお店も同じ店構えで同じ商品配置、トイレの場所も一緒ということは考えられません。
良い犬を作る方程式は、実際の現場ではあるようで無いのが事実です。
もちろん繁殖や遺伝の基本などを勉強するのは当然ですが、知識と実際を混同してはいけません。
実際の獣医学は実戦では参考程度しかなりませんし、遺伝の法則の確率論に至っては何％対何％の割合で遺伝するなどと言うのは参考にもなりません。
例えば子犬で雌雄が生まれる確率は基本的には50：50ですが、６頭生まれた子犬が全部オス（メス）だったなどは日常のことです。
『オスとメスのどちらも生まれる可能性はありますよ』程度に大まかに解釈していないと後のショックが大きいです。
それぞれの経験と勉強、失敗を材料に組み合わせて改良していくしかありません。
チャンピオンどうしのオスメスから生まれた子が優秀な子犬かと言えば、全然関係ないのが実際です。
ですが、片親でもダメな犬から生まれた犬は全てダメです。
ここが、繁殖の難しいところです。
チャンピオン犬は、本犬は確かに素晴らしい犬でしょうが、遺伝力とは関係ありません。
欧米などでも、ショードッグと種牡、台牝は区別しているブリーダーが多いです。
（もちろん、それらが両方の才能があり、同じ場合も多いですが）
どのオス犬とどのメス犬を掛け合わせるかが繁殖家の醍醐味ですが、世の中の一般の方が『犬が結婚しました』等と言う表現を交配に用いているのを見かけますが、私には交配＝結婚なんて甘い考えは全くありません。
自然交配しか嫌だ・・・などとは笑わせるな！ってものです。
犬は掛かるもの・・・ではなく、掛けるもの。
交配は、どちらかと言えば植物の実を付けるための受粉のような感覚で挑まないといけません。
人間の子供を作るのと、犬の子犬を作出するのは基本的な考え方から違って当然です。
そこの点を混同している方が、犬に詳しいとか愛犬家を宣言している方に多いのには驚かされます。
犬種向上を図るのに人間の自由恋愛のようなことを良し、とするなら永久に優秀犬の作出や改良などは絶対に不可能です。
動物の交配と繁殖を ここまで擬人化しているのは犬くらいではないでしょうか？
そんな考えの方こそ、ペットショップで子犬を買い求める事をお勧めします。
血統もラインも繁殖意図も何も考えずにオスメスを交配して子犬を作出したなら、繁殖家でも繁殖屋でも犬屋でもパピーミルでも素人初心者でも犬質はそれほど変わらないでしょう（笑）。
言葉を選ばずに誤解を恐れずに言うなら、ペットショップは『ペット』を販売しているところで、優秀犬を販売している所ではありません。
そしてペットショップはペットを『販売』するところで、ペットは『販売商品』のみの価値しか見ていません。
いつも言いますが、私はペットショップを批判しているのではありません。否定もしていません。
そのような商売も正式に認められているものですから私のような小僧があれこれ言う資格はありません。
現在の私の犬に対する考えと違うというだけのことです。
私は、今の日本の犬の総数は多すぎるのではないか と思っています。
可愛いこの愛犬の子犬を見たいから繁殖するという素人繁殖は絶対に慎まなくてはいけませんね。
失敗の確率は私たちの比ではありません。ほぼ、ほとんどが駄犬のオンパレードでしょう。
その子犬を私たちのような真剣なブリーダーの子犬と同じような感覚で販売しているのですから、ガックリ来ます。
同じ犬種なら皆同じなどという考え方は３０年以上も前の考え方です。
（ブルマスティフに関しましては他の繁殖家がほとんどいないので比較は出来ませんが、他の大型犬では素人繁殖の例は本当に多いです）
松阪牛などの和牛肉と輸入ホルスタインの肉を『同じ牛肉』として有難がっているのと私には全く同じに見えますね。
優秀犬の作出は、常に３代～５代先の未来まで見て、３代～５代前までの本犬と祖先犬の歴史を見て 最高に出来が良い犬が作出できた場合にはどのような姿の犬が出来るだろうか、最悪の場合の覚悟はどこまで必要か、をよく考えて作出していかないといけません。
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