SSブログ

ブルマスティフ え!ブルドッグ! [ブルマスティフ 子犬 ブリーダー HP情報]

2009年5月27日(水)曇り

イギリスでブルドッグの犬種標準(スタンダード)が変更になったことは、もう皆様の周知の通りだと思います。
145217_c450.jpg
 ↑この左側のイラストが今までのスタンダード。そして右が・・・

え!これ 一体何???

ブルドッグは改良に継ぐ改良の結果、自然交配はできない、もちろん自然分娩も出来ないので全て帝王切開。鼻ペチャで暑さに弱く、夏場は飛行機運搬も不可能。
その容姿とは全く性格も異なり温厚で人懐っこい。

ブルドッグは、究極の人間が作り上げた観賞犬、作品、アートです。
これを是とするか否とするか・・・
動物愛護団体の強烈な抗議に押されて頑固なイギリスの団体もついにスタンダードの変更を余儀なくされた形です。
「もはや、これはブルドッグではない!」
という有識者やブリーダー、愛好家の声も非常に高くなっていますが、どうでしょう?

ブルマスティフに於いても、頭部の大きさなどの規定が一部改正(というか削除されてます)となっていますが、このように頭部が小さくシワが少ないブルドッグをどう思いますか?

元来 純血種は、人間が使役目的に合致するように選択繁殖、そして目的から外れる形態のものを淘汰して作り上げたものです。
プードルの独特なカットも水辺での作業に向くように被毛をカットしたのが最初ですし、断耳、断尾なども作業中の怪我防止などで行われたのが始まりです。

現在では、なごりで犬種らしさを強調するための美容的な意味合いが大きくなってはいますが、全く無意味にメスを入れている訳でもないと思うのですが・・・

ヨーロッパの多くの国々では現在すでに断耳、断尾や狼爪の切断を禁止しています。
垂れ耳のドーベルマンやボクサー、尻尾のあるロットワイラーなどが犬の本に紹介されているのが普通です。私も最初に本を見た時には正直ビックリしました。

進んでる!っていうのではなくて・・・ふ〜〜〜〜ん?って感じだったと思います。

昔々、犬には感情が無くて「痛い!」と言って「キャン!」と鳴くのは機械が油ぎれして軋む音と同じである、としたのは英国の大先生のご意見だったと聞いたことがありますが・・・

時代も変わって動物愛護精神ですか・・・
純粋犬に限らず、犬は文明国家?では捕食活動は無理です。
人間に寄りかかって生きていくしかありません。

純粋犬とは、私に言わせれば劣勢遺伝の極限を追求したものであります。
馬のサラブレッドもしかり!

行き過ぎを戒めているだけ・・・という言い方も出来ますが、難しい問題です。
純粋種の歴史は、近親繁殖による劣性遺伝の固定と淘汰の歴史でもあります。

あまりに急激なスタンダードの改正はブリーダーが着いていけません。
時代の要求が現在のブルドッグの体型を否定するなら、少しずつスタンダードを緩和しながら着地点を見つけた方が良いと思うのですが・・・

審査員だって、上のイラストの右と左の犬がブルドッグとしてショーエントリーされた場合に迷わず右の犬を指さすことが出来るでしょうか?
大観衆のブーイングに耐えながら・・・[もうやだ~(悲しい顔)]

では・・・

★ブルマスティフ の元気な子犬(2009年3月7日生のオス)只今オーナー様募集中です★

犬舎訪問大歓迎です!
まずはお電話かメールにて日時の予約をお願いします。
勝手ながら、突然ご来舎頂いてもお会い出来ません。
よろしくご協力下さいませ。

「ブルマスティフ」子犬のお問い合せ・飼育相談は、お気軽に
携帯090-1298-8181森下か info@bullmastiff.jp までご連絡下さい。

ブルマスティフ専門犬舎
CORNICHE BULLMASTIFFS
↑クリックすると私達のHPが見られます。

私達のもう一つの犬舎「チベタンスパニエル」のHPです。
http://www.tibetanspaniel.jp/
↑ クリックするとチベタンスパニエルのHPが見られます。



共通テーマ:ペット

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。