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ブルマスティフ 繁殖プログラム!その1 [繁殖 ブリーダー]

2008年8月11日(月)晴れ

このBlogは、夏休みのはずですが・・・(笑)
この機会に毎日の日記から少々離れて日頃考えていることをお話しましょう。

今日は、私のブルマスティフの改良繁殖の基本的な考え方です。
血統のラインを大切にすることが基本といつも申し上げていますが、あまり専門的なお話をしても混乱しますので、最近のブリードでどこを改良したくて交配したかを少しだけご紹介します。

どのような名犬でも生き物である以上は100点満点はありません。
理想の犬が実在するならば、現代獣医学の究極であるところのクローン犬でも作って遊んでいれば良いのですが、それではとうてい満足できません。
より高い理想に合致したブルマスティフをどうやって作るかが私の唯一最難問の課題です。

安易に種雄と台雌がいるからと、何代にも渡って無計画に掛け合わせていけば、必ず本来のブルマスティフからドンドン逸脱していってしまいます。それどころかブルマスティフかラブラドールレトリバーか解らない変な犬になってしまうかもしれません。
私にはそんなブリーディングは到底できません。犬作りは短期決戦ではない地道なものです・・・

私は、顔の優れたもの、身体のガッシリしたもの、構成の良いものなど色々な角度から犬を分析して改良が期待できる組み合わせの繁殖のみをおこないます。
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頭部100点満点のCN:マロン 久しぶりの再会でした!
マロンも体調万全なようで、とても嬉しかったです。

さて、このマロンに
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写真 左:Buster  右:Willow

bull279.jpg
写真 左:Willow 右:Buster

Eng(JW)Ch.Busterを交配して産まれたのが、Willow♂ と Shelley♀ です。

Willow のような素晴らしく頭部が良い綺麗な犬が出来ました。(大満足です!)

そこにShelleyの母(マロン)の父であり、運良くJackと言う構成の良い♂犬の父に(JW)(SHCM)JUDAMAR THE GLADIATORという名犬がいるので、このラインの良さを付加して生かそうと、ShellyとJackを交配しました。
bull280.jpg
(JW)(SHCM)JUDAMAR THE GLADIATOR
 ↑この犬がShelleyの母マロンの父犬であり、Jackの父でもあります。 

そしてShelley の身体の構成をもう一段整えた一層骨組みのガチッとした子を得る為に交配相手に選んだJack。
夜フラッシュ撮影しましたので、もうひとつ写真が上手く撮れなくて 魅力を充分にお伝えできなくて残念ですが体質の固いドライな構成を持つ素晴らしい雄犬です・・・
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写真:Jack

上手くいけば、頭部が良くて構成のシッカリしたブルマスティフが育つ可能性が高いです。
(JW)(SHCM)JUDAMAR THE GLADIATORラインのガッチリした身体も見込めます。
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↑今回の子犬ですが、10頭どの子もShelleyが素晴らしい子出しをしてくれたので将来の一抹の不安が消し飛びました!
(生後7週目)

子犬の血統書を診れば詳しい方は私の作出意図がある程度お分かり頂けるかと存じますが、血統書だけでは本当の「方程式の内容」は解りません。血統書が文字の羅列である限界です。本犬を出来る限り観て、長所短所を冷静に見極める眼力がないと上手くいきません。ここが本当に死ぬほど難しいのです。
CORNICHE BULLMASTIFFS の素晴らしい特徴も固定していく必要もあります。

ライン・ブリードは遠い血縁交配になりますが、良い血液と犬を次世代に受け継がせるためには必要な手法です。
そしてラインが煮詰まる直前にアウト・クロスを掛けて引き戻し作業をします。
私達の仕事は単にオーナー様に犬を供給するだけではなく、一種の血統の演出家でもあります。

出来うる限りの先祖代を診て、3代先のまだ見ぬ犬を常にイメージしながらブリードしています。
そして当代の犬を吟味しながらその代、その代が最高の品質になるように頑張ってます。
終わりのない仕事ですので常に緊張感を持って臨んでいきたいです。
これは、あらゆる仕事に当てはまる一番大事な事だと考えています。

繁殖の世界は確率と勉強と経験と運!に左右されます。
神の領域には踏み込めませんが、人間の領域で精一杯の犬質向上に励みたいと思います。

とは、言いましても生き物のことですので私達だけの小さな力では限界があります。
ブルマスティフのオーナー様並びに関係者の皆様のご協力、応援、ご支援があってこそ出来ることです。

CORNICHE BULLMASTIFFSのブルマスティフを末永く可愛がって頂けますよう心よりお願い申し上げます。

夏休みですので、ボチボチいきます。
次回は、「楽しいブルマスティフの作り方のレシピ」とその考察でもお話しましょう。
これも笑えないかも知れませんが夏休みですので・・・
また・・・

*上記の犬達に関しまして、Buster Willow そしてShelley とその子犬達が私達の犬舎所有犬です。

ブルマスティフ専門犬舎
CORNICHE BULLMASTIFFS
↑クリックすると私達のHPが見られます


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獣医師の確保の大切さ [繁殖 ブリーダー]

2007年7月28日(月)晴れ 一時 雨

こんにちは、
愛犬を持てば必ず必要になるのが掛かり付けの獣医さん。
みなさん、良い獣医さんに恵まれていますか?

ワクチンからフィラリア、病気、怪我、歯石取りまで獣医さんは
人間で言えば、ほとんど総ての診療科目をこなします。
信頼出来る獣医さんが見つかれば飼い主さんはとてもハッピーです。

私の場合・・・
元居た名古屋では、有名な動物病院の院長&副院長に担当して頂いていました。
今春、この三重県多気町に移住して、まずは信頼できる地元の獣医さん探しです。

先輩が世話になってる獣医さんがいるので、取り敢えずはそこで・・・
手術も得意分野だそうですので心強いです。
(帝王切開や不妊手術での失敗は取り返しが付きませんので・・・)

先輩は、多くの獣医さんと付き合いがあり、犬の病状と料金(笑)によって
獣医さんを使い分けてます(100頭以上の犬舎だから当然です)

私のところは、そこまで規模が大きくないので確実な獣医師が1人、
バッチリサポートしていただければ問題ないです。
(とは、申しましてもShelley の出産の時には名古屋で獣医師4名他スタッフ併せて10名以上を24時間1週間にわたって拘束していただきましたが・・・感謝!)

さて、紹介して頂いた獣医さん。
聞くと、私達が名古屋で掛かっていた動物病院の出身だとか。
名古屋の病院とカルテなどの連携を取りながらサポート可能だとのことで大変助かります。
個別の犬の成長歴や既往歴など再度説明しなくて良いのでありがたいです。

私は、自分は病院嫌いですが、獣医代は惜しみません!時に値切りの泣き付きは致しますが(笑)
獣医さんは、専門家ですので、私達の素人判断では危険な時でもすぐに診断をしてくれます。

迷ったら獣医!!!
「こんなことくらいで・・・」と笑われればメッケモンです。
私が笑われるくらい、何てことはないですから・・・
結果が「コンナモン」なら最高です。
もし違ったら !? と思って半ベソで走って来た訳ですから。

私達も日々、犬の病気などの勉強はしています。
簡単な処置でしたら獣医さんにお世話にならなくてもOKです。
しかし、獣医師のような専門家ではないですし、臨床例も非常に少ないです。
薬すら調合出来ません。

犬業界では、獣医に掛かるのが少ないほど、プロフェッショナルとのご意見もございますが、
私の考えは全く逆で病院に掛かるほどプロフェッショナルだと思っています。

日頃の管理をなおざりにして犬が倒れてから病院頼みと言うのでは最低ですが、
やることは やった上で、犬の健康面、病気予防も含めて専門家の意見を十分考慮する。
病気は早期発見、早期治療、可能な限り予防をする。
犬の体調管理を獣医師の協力のもとに行えば、とても楽です。

健康状態の良い犬でなければ、良い子犬も産めませんし長生きも出来ません。
人間と同じように予防医学の重要性を強く認識しております。

で、お話の続きですが・・・
その先生の実のお兄さん(隣町の獣医さんです)、私の高校の3年間ずっと一緒だった何とクラスメイトだったのです!
確かに高校時代あいつは頭が良かった。私よりはるかに成績優秀だった。
今度、いっしょに酒でも飲もうか・・・

不思議な巡り合わせに驚きながらも心の中で、
「これで一生獣医に苦労しない!!!」とガッツポーズ!!!

先方が「これで一生患者に苦労しない!」と思ったわけではなさそうですが・・・

昼下がりの大雨が嘘のように星がきれいです。
今夜は、ちょっと多く眠れそうです。

また、明日・・・

家の玄関の網戸に「ナナフシ」が遊びに来ました。
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巡り会いとは、粋なモノ!人生の「ナナフシ・ギ」です。
悪運が強いワ・タ・ク・シです!この強運を分けてあげたいわぁ!


ブルマスティフ専門犬舎
CORNICHE BULLMASTIFFS



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ブルマスティフ 子犬情報 7/27 [繁殖 ブリーダー]

2008年7月27日 (日) 晴れ

ブル・マスティフの子犬情報です。

私達は、子犬をなるべく自然な形で成長させたいので無理な食事方法は取りません。
最初に各自に私達が決めた配分の食事を与えて自由に食べさせ、あとはまとめて もっと食べたい犬がお腹一杯になるまで食べれば良いのです。

今日身体が小さいからと無理に食べさせたりもしません。
食欲が無くて食べられない子には別メニューでゆっくり育てます。

必要な時に的確に応援してあげれば、子犬達はスクスク立派に成長します。

今日は、私達の子犬の今夜の食事風景をレポートしましょう。


木枠のプールに個別管理の為の「レジカゴ」が置かれています。
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本日の夕ご飯のメニューです。
ブラックウッド・パピーにボッシュ・ミルクとゴート・ミルクを併せて5分粥にします。
デザートには、個別にたっぷりのミルクを予定しています。
生肉は朝昼に食べたので、今夜はドッグフードとミルクで食べてみます。
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子犬に合わせて哺乳瓶の乳首の形までこだわって選んでいます。

レジカゴの中でフードを頬張っています。全員すごい食欲です。
お代わりの間も となりが気になって仕方がない?・・・
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食べ終わったら、みんなでレジカゴを外してフリータイムです。
フードの食べ残しも、まとめて一つのトレーに移して、みんなでバイキングです。
もっとバクバク食べる子も早くも寝ちゃう子もプロレス始めちゃう子もいて、個性があって様々ですが、放って見守っておきましょう。
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頃合いを見て、しげみさんが乱入して、一緒に遊びながら、子犬を一匹ずつ体調チェックします!
歯の生え具合、噛み合わせ、筋肉の付き具合、目の輝きなど短時間でしっかりチェックします。
でも、どいつもこいつも言うこと聞か〜〜〜ないっ!!!
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一暴れした後は、一転して スヤスヤオネンネの時間です。
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全員熟睡です。広々とした遊び場でみんなで一緒に寝ます。
ちなみに遊び場は畳2畳ほどです。制作者は私です。
遊び場の下には「すべらない・特別なカーペット」を敷いて、その上に細く切った新聞を敷き詰めて、糞尿などの汚れが広がらないように、足下が固くならないように工夫しています。
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一頭ずつの個性を引き出しながら、楽しく競争しながら食事を取らせることにより社会性を身に付けさせ、人との接し方も自然に覚えるのです。

年間少数頭の選ばれた子犬を、このような形で愛情たっぷりに育てて新しい素晴らしいオーナー様に迎えられる日まで一緒に過ごします。

子犬は「オーナー様の手に渡るまでの商品」ではありません。
「オーナー様の子犬を最初からお預かり」しているのが CORNICHE BULLMASTIFFS なのです。
自分の子供を預けるなら、このような保育園がいいな・・・
と言われるような環境づくりに努めております。

価格競争に巻き込まれずに「本当に良い犬」を育てたいので私達はこのような育て方をしています。

未来のオーナー様に子犬達が本当に喜んで頂く為に・・・
そしてどの子犬も CORNICHE BULLMASTIFFS のブランドに負けないように・・・
私達スタッフも頑張っています。

CORNICHE BULLMASTIFFS ホームページはこちらです。
只今、子犬のオーナー様、ゆっくり募集中です。
  ↓
http://www.bullmastiff.jp/

また、明日・・・


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38度は デッドライン! [繁殖 ブリーダー]

2008年7月14日(月)晴れ

こんにちは、この夏はまだエアコンを入れてません!頑張ってます!!!
オリャ〜〜〜〜!(気合いです)

38度は、デッドライン! と言っても どこかの半島のお話しではありません。
気温38度です。

こう暑いと、犬舎の温度はグングン上がります。
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現在、お昼で33度!この辺りが、限界温度です。
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犬舎の一部ですが、犬舎部分だけで5台の扇風機がフル回転しています。
扉という扉、窓という窓は 私のズボン以外 全部全開です。

暑さ対策の第一は、
とにかく開放!網戸ではダメ!開放!
次!日陰に風!扇風機は強風で空気を動かす!
気温30度くらいまでは、うちの犬達は扇風機だけで結構ヘチャラです。
それから、33度くらいまでが 限界のようです。
(犬舎内の一日の最大瞬間最高温度です)
よく進んだ他の犬舎様では、年中エアコン稼働で快適だそうですが、
うちは人間も犬もワイルドに育てたいので、出来るだけ自然で頑張ります。
体温調整などの自律神経系統も強くしたいので・・・

気温33度を超えると、いよいよ気温上昇防衛に躍起になります。
1度上がる事に私の血圧が10mmHgほど上がるとお考えください。
気温38度で私の血圧180mmHg突破確実です。
1℃単位で水打ちしたり、その他色々工夫します。
35度が1時間継続しそうでしたら、扇風機の風だけでは持たないでしょう!
これはエアコンの神様にご登場頂くしかありません。(一同拍手〜〜〜!)

38度が30分継続で人も犬もみんなアウトでしょう・・・
いったいあなたは何度まで耐えられるか???
そんなバカな実験は出来ませんし、私達が24時間常に犬舎に注意を払ってますので、
自分の感じと犬の体調を見て即応しますが、デッドラインは38度でしょう・・・

頑張ってます!また、明日・・・

暑い日でも朝6時なら快適で〜〜〜っす! まだ影が長いです。
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                     広場が空くまで順番待ちのう〜〜〜ちゃん




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ブル・マスティフ の 子犬を選ぶ 2 [繁殖 ブリーダー]

2008年7月10日(木)くもり

 ↓このブルマスティフ特有のシワが、格好良いんだよね〜〜〜! 
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私達の犬舎の犬は、基本的に♂♀の違いだけで価格が変わる事はありません。
一般に小型犬では♂より♀の方が、大型犬では♀より♂の方が、高く値段が付けられています。

♀は子供を産み、♂はより立派だからです。
逆を言えば、♀は立派さに欠け、♂は交配相手が見つからない、ということでしょう。

超大型犬のブル・マスティフもこの基本通り、♂の方が♀より2割程度は高く売買されているようです。
私共の犬舎の犬は、基本的に家庭犬にて販売させて頂きますので、昨日のブログに書きましたように♂♀共にそれぞれの良さがあり、単純に性別の違いのみで価格が変わる訳ではございません。
犬種標準に基づいて、ブル・マスティフとして如何に優れた素質を持った子であるかを判断して価格を決める事としています。
もちろん子犬の事ですから、その後の育て方や食事内容、運動、何より飼い主のビタミン愛によって成犬に成長した時、これがあの子犬!?と見間違う立派なブルマスティフになる場合も多々あります。
また、その逆に何て勿体ない犬にしてしまったんだ。この人にこの犬を売るんじゃなかったんじゃない?と、残念な場合もございます。

♀の大型犬を飼われている年配の方々は、誰もがこう言うそうです。
「うちの娘も女房も家では誰もワシを相手にしてくれん。この犬だけが唯一ワシと遊んでくれる女や・・・」

まぁ、普通はどの家庭もそうなるでしょう。妙に納得します・・・

さて、では子犬の段階でブリーダーは、どの程度、子犬の将来価値を見極められるのでしょうか?
私の答えは、大きく4段階位に分類は出来るでしょうが、それ以上微妙な段階は2ヶ月程度の子犬ではまず不可能だと思います。
4段階とは、
1)ショーで活躍出来そうな自犬舎の次世代の看板犬になるであろう超優秀犬(ほとんど出ない)
2)上手く育てばショータイプになり得る優秀犬
3)ショードッグとして勝負は無理だが、家庭犬として全く問題なく良い犬
4)家庭犬として全く問題はないが、何らかの小さな欠点、例えば歯の噛み合わせが悪い、少々胴長など骨格構成が犬種標準に比べて劣るなどの犬(病気などではない)
#例外として、家庭犬として何らかの問題がある犬ですが、これは割愛します。
です。
この4段階でも4以外は1と2の境界、2と3の境界は本当にアバウトです。

育て方により、1〜2、2〜3は、成長過程で入れ替わる可能性は大いにあります。
1の超優秀犬については、ブリーダーが1と判断した場合、まず子犬時に販売する事はありません。
手元に置きます。お金をいくら積んでも、まず入手困難と考えて良いでしょう。
唯一手放す場合は、年齢の若い同タイプの優秀犬が犬舎にすでにいる場合です。
この場合でも、1のタイプは一見様の手に渡す事はないでしょう。
付き合いの長く、深いお客様か、知人に限られるでしょう。
何故なら、自分の同タイプの犬に万一の時、ピンチヒッターとして自分の目で見える範囲に置いておきたいからです。
イザ鎌倉!の時「不妊手術してあります」では、ガチョ〜〜〜ン!ですから・・・

4の何らかの欠点がある犬は、優良ブリーダーならお客様にこの欠点を正直に説明し、繁殖に用いない事など条件を付けて欠点の度合いに応じて格安でお譲りする事でしょう。
私共でしたら、不妊手術絶対条件で不妊手術の証明書と引き替えに血統書をお渡しする契約書を作成します。
あるいは、当犬舎で不妊去勢手術後にお譲り致します。
家庭犬として素晴らしくても、絶対に繁殖してはいけない犬もいるのです。
ですが、繁殖を除けば家庭犬として問題なく、良い性格の犬が格安で入手出来るのですから儲けモノと言う考え方も出来ます。

2〜3の犬は、一般のお客様に販売されますが、お値段に開きがある場合と一律一頭いくらで、と販売される場合がありますが、これは飼い主の好みの問題がありますので、ご自由に好きなタイプの子犬を購入すれば問題無いと思います。

1〜4の犬が、同じ父母、または同胎で生まれるところが生命の不思議です。
もちろん血統書も本犬名、毛色、牡牝の違い以外は全く同一のものが発行されます。
1の犬で繁殖したものと4の犬で繁殖したものでも、血統書上では優秀犬の子なのか駄犬(失礼)の子なのか区別は付きません。
一番怖いのは、あの優秀な●●●と同胎犬を繁殖に使ってますから、良い子犬です。と言うだけのセールストークで親犬の写真も実物も見せないで、押しまくるブリーダーです。
親犬の写真すら見せないブリーダーやショップから私は怖くて子犬を購入出来ません。
せめて、写真がダメなら血統内容の開示くらいは欲しいところです。
実際の子犬には、将来ハッキリ優劣がつくと私はお思います。
この問題を解決するには、親犬をご自分の目で見るのが一番ですが、素人では判断しづらい面もあると思います。

簡単な方法は、そのブリーダーの人柄が信用出来るか?見極める事です。
犬の善し悪しは素人でも、人間の善し悪しなら直感で判るものです。
誠実か、清潔か、真面目か、くらいは判るでしょう?
言葉遣いの悪さやブッキラボウは問題ではありません。ブリーダーは基本的に職人気質ですから、スーツをパリッと着た銀行マンのように言葉上手ではありません。
ブリーダーとは、最低10年以上の付き合いになるのですから、親身になって相談に乗ってくれそうか?だけを基準にしても大きな間違いは無いと思います。
ブリーダー側も永いお付き合いが出来そうなお客様に出来るだけ良い犬を持ってもらいたいと思うのが人情ってものです。

でも、1も4も家族の一員になれば、同様に可愛いものです。
少々の欠点でも「うちの子は出っ歯でサンマちゃんなの」とか「ちーっと胴長で野口五郎タイプ」と笑い飛ばせますし、そもそも私などは、犬界に生まれていたら まず4か、例外に当てはまるでしょう。

さて、今日もお話しが長くなってきました。
あまり長いと読み疲れますので、つづきは・・・また今度に・・・

では、また明日このブログでお会いしましょう。

朝から、ブンブン音がすると思ったら我が家の北側の山の杉林の下草刈りでした。
bu7.jpg
結構な急斜面で、足を滑らせると我が家の庭まで転げ落ちてきそうです。
bu8.jpg
ここ2〜3日、朝夕涼しいので、今の内に作業ですね?お疲れ様です!


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